最後まで行かなければ意味がない。
受験を「マラソン」に例える話はいくつか聞いたことがある。
でも、今はちょっと違うかなと思う。
違うというよりも、もっとふさわしいと思えるものが他にあるから。
どっちかというと、マラソンというよりも駅伝。
正月恒例の箱根駅伝。
1区から2区、2区から3区というようにタスキをつないで全員でゴールを目指す。
周りよりも1つでも上の順位でゴールできることを目指す。
途中で走るのをやめたら
途中で走れなくなったら
タスキが繋がらない。
今まで仲間がつないできた、仲間の汗がしみ込んだタスキがそこで途切れる。
大会のためのどれほどの練習を積んできたとしても、タスキが繋がらなければ記録さえも出ない。
走るのを途中でやめたら今までの努力がすべて無駄になる。
ゴールしないと、最後まで行かないと何の意味もない。形も残らない。
結果が残らないと次のステージへも進めない。
受験生も「目には見えない透明なタスキ」をつないでいる。
「昨日の自分」から「今日の自分」へ
「今日の自分」から「明日の自分」へ
日々、タスキをつないでいる。
引き離されそうでも、頑張って次の走者にバトンを渡すのか
引き離されて諦めて次の渡すのか
最初から諦めながら走るのか
まだ見えない前を走っている相手に向かって攻めながら走るのか
単純に1年間としても、「365区間」ある。
積み重ねるとかなりの「差」がつく。
チーム内の競争、他のチームとの今日に勝って選ばれた駅伝チーム同士の争いでさえも、
トップと最下位にはかなりの開きがある。
特に選抜されたわけでもない者同士の争いなら、カンタンに、1区間や10区間くらいでは埋められないくらいの圧倒的な差ができる。
だからこそ、最初から走り続けないといけない。
間違っても
「昨日頑張ったから、今日は・・・」
なんて発想にはならない。
だから、
できるだけ有利な状況で明日の自分にタスキを渡すことを考えよう。
そして、
それぞれの区間にも「特徴」がある。
早いも者が集まる「エース区間」
上り坂・下り坂の多い「山道区間」
など、区間によっても走り方・戦い方が少し違う。
1学期
夏休み
2学期
冬休み
直前
それぞれ、周りの状況が少しずつ異なることに注意しながら、自分のベストを尽くす。
そして、明日へタスキをつなぐ。
だから、きっちりと毎日毎日、毎区間毎区間、ベストを尽くすこと。
自分の走りに納得しながら眠ること。
その積み重ねでしかない。
遥か遠くへの近道はこれしかない。
だから今日も頑張ろう。ベストを尽くそう。
昨日の自分の頑張りを無駄にしないために。
明日の自分がまた頑張れるように。

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